Anker Prime Charger(100W, 3 Ports, GaN)は、USB-C×2・USB-A×1を搭載した3ポート充電器です。
この充電器を選ぶ一番の理由は、100Wという数字そのものではありません。
ノートPC・スマホ・イヤホンなど、普段使う3台の充電器を1つへまとめられることです。
仕事用PCのACアダプター。
スマホ用の充電器。
イヤホンやUSB-A機器用の小型充電器。
これらを別々に持つ必要を減らせるので、デスクでも出張でも「どの充電器を持っていくか」を考えにくくなります。
一方で、3ポートすべてを使ったときも100Wを維持する製品ではありません。
ノートPCへ常に100Wを入れながら、スマホ・小物も同時にフルスピードで充電したい人には向きません。
先に結論
- PC・スマホ・小物を1台へまとめたい:かなり相性がいい
- USB-Cを2台同時に使う:65W+35Wで使いやすい
- 3ポートすべて使う:合計最大89Wになる
- USB-A機器がまだ残っている:1ポートあるのが便利
- スマホしか充電しない:もっと小さい充電器で十分
- PCへ常時100W+他機器も同時充電:別の高出力モデルを比較
今回扱うモデル
本記事はAnker Prime Charger(100W, 3 Ports, GaN)/A2688N42・シルバーを扱います。以前このページで扱っていた黒いA2343「Prime Wall Charger」とは別製品です。
2026年8月22日時点のAnker公式価格は8,990円(税込)で、公式オンラインストアでは「在庫わずか」と表示されています。
※本記事はAnker公式・公式サポートの公開情報をもとに、購入前の判断材料を整理しています。筆者による実機測定レビューではありません。
本記事にはアフィリエイトリンクを含みます。
一番の強みは、PC用とスマホ用の充電器を分けなくていいこと
ノートPCを持ち歩くと、PC用のACアダプターだけで荷物が1つ増えます。
そこへスマホ用の充電器、イヤホン用の充電器まで加えると、ポーチの中はすぐに充電器だらけになります。
Anker Prime Charger 100Wなら、USB-Cを2ポート、USB-Aを1ポート使えます。
USB-C1:ノートPC
仕事用PCなど、最も電力を必要とする機器を上部USB-Cへ。
USB-C2:スマホ・タブレット
スマホやiPadなど、毎日使うUSB-C機器を同じ充電器へ。
USB-A:イヤホン・古いケーブル
まだUSB-Aケーブルを使っている小物を、そのまま残せます。
「PC用」「スマホ用」「小物用」と充電器を分けず、接続するポートだけ分ければいい。
これが3ポートの一番分かりやすいメリットです。
2台同時なら65W+35W|PCとスマホを同時に充電しやすい
複数ポート充電器で重要なのは、最大100Wよりも2台・3台をつないだときにどう分かれるかです。
A2688の公式サポート情報では、主な出力配分は次の通りです。
| 使うポート | 出力 | 使いやすい組み合わせ |
|---|---|---|
| USB-C 1ポート | 最大100W | ノートPCを1台で充電 |
| USB-C1+USB-C2 | 65W+35W | PC+スマホ / タブレット |
| USB-C1+USB-A | 65W+22.5W | PC+USB-A小物 |
| USB-C2+USB-A | 12W+12W | 小型機器2台 |
| 3ポート同時 | 合計最大89W | PC+スマホ+イヤホン |
仕事で使うなら、USB-C1へPC、USB-C2へスマホをつなぐ65W+35Wがかなり使いやすい組み合わせです。
PC側へ65Wあれば足りる環境なら、スマホを同時に充電しても用途が大きく崩れません。
3台同時=100Wではない
A2688は「合計最大100W」の充電器ですが、3ポート同時利用時は公式サポート上合計最大89Wです。PCへ100Wを維持したいなら単ポートで使います。
100Wが必要かより「PCも同じ充電器へまとめたいか」で考える
スマホ1台を充電するだけなら、この充電器は必要ありません。
100Wの価値が出るのは、PCを含めた充電環境を1台へまとめるときです。
- 自宅ではノートPCとスマホを同時に充電する
- 出張ではPC・スマホ・イヤホンを1つの充電器で回す
- 旅行では家族のスマホも空いたポートへつなぐ
- デスクではPC用ACアダプターを別に置きたくない
こういう人なら、単ポート100Wと3ポートの両方を使い分けられます。
逆に、PCを壁の充電器から充電しない人や、スマホしか充電しない人ならもっと小さいモデルで足ります。
USB-Aが1つ残っているのは、2026年でも人によっては便利
A2688はUSB-Cだけの3ポート構成ではなく、USB-C×2+USB-A×1です。
USB-C中心の環境へ移行している人には、USB-Aが不要に感じることもあります。
- ワイヤレスイヤホン
- スマートウォッチの充電ケーブル
- 古いモバイルバッテリー
- ゲーム機周辺機器
- USB-A端子の短いケーブル
が残っているなら、変換アダプタやケーブル買い替えなしで使えるのは便利です。
USB-Aを「古いから不要」と見るか、「まだ持っている小物の帰る場所」と見るか。
ここはA2688を選ぶかどうかの分かれ目です。
約168g|毎日ポケットへ入れる軽さではないが、3台分をまとめるなら持ち歩ける
本体サイズは約68×45×29mm、重量は約168gです。
30Wや45Wクラスの小型充電器と比べれば、軽いとは言えません。
ただし、ノートPC用ACアダプターとスマホ用充電器を別々に持つ代わりに、これ1台へまとめるなら話が変わります。
持ち歩きやすい使い方
- PC用ACアダプターを置き換える
- スマホ用充電器も別に持たない
- 出張ポーチへ充電器を1台だけ入れる
重く感じやすい使い方
- スマホしか充電しない
- PCは会社・自宅の純正アダプターを使う
- 充電器をポケットへ入れて歩く
折りたたみ式プラグに加えて、Ankerは重心位置とプラグ形状を調整し、コンセントから抜け落ちにくい設計を採用しています。
デスクでは「PCも壁側へまとめたい人」に向く
デスクでは、PCから直接充電できる機器まで全部壁の充電器へ移す必要はありません。
データ転送が必要な機器はPCへ直接。
イヤホンやモバイルバッテリーのように置いて充電する機器は多ポート充電器へ。
そのうえで、ノートPC自体も壁側の充電器へまとめたいならA2688の出番です。
デスクの充電環境はどう整える?PC直結と多ポート充電器を役割で分ける
旧A2343から買い替える必要はある?
以前このページで扱っていたA2343「Anker Prime Wall Charger 100W」は、A2688とかなり似た3ポート100Wモデルです。
2026年8月22日時点では、Anker公式でA2688は8,990円・在庫わずか、A2343は9,990円・在庫切れ表示です。
| 比較 | A2688 | 旧A2343 |
|---|---|---|
| 製品名 | Prime Charger 100W | Prime Wall Charger 100W |
| サイズ | 約68×45×29mm | 約60×42×39mm |
| 重量 | 約168g | 約178g |
| ポート | USB-C×2 / USB-A×1 | USB-C×2 / USB-A×1 |
| 合計最大出力 | 100W | 100W |
| 公式価格 | 8,990円 | 9,990円 |
| 公式販売状況 | 在庫わずか | 在庫切れ |
すでにA2343を持っていて困っていないなら、A2688へ急いで買い替える必要はありません。
どちらもUSB-C×2・USB-A×1で、単ポート最大100Wという役割は近いからです。
これから新しく買うなら、軽く・薄く・公式価格も低いA2688の方が選びやすい。
このくらいの判断で十分です。
主な仕様
| 製品名 | Anker Prime Charger(100W, 3 Ports, GaN) |
|---|---|
| 型番 | A2688N42(シルバー) |
| ポート | USB-C×2 / USB-A×1 |
| 単ポートUSB-C | 最大100W |
| USB-A | 最大22.5W |
| USB-C1+C2 | 65W+35W |
| 3ポート同時 | 合計最大89W |
| サイズ | 約68×45×29mm |
| 重量 | 約168g |
| プラグ | 折りたたみ式 |
| 安全機能 | ActiveShield 2.0 / 多重保護システム |
| ケーブル | 別売り |
| 保証 | 24か月+会員登録後6か月延長 |
| 発売 | 2024年8月 |
| 公式価格 | 8,990円(税込・2026年8月22日確認) |
購入前に知っておきたい注意点
3ポート利用時は合計最大89W
3台をつなげられますが、3台同時に使うと合計最大89Wです。
100W対応PCを最大出力で充電し続けたい場合は、他のポートを同時に使わない方が分かりやすいです。
ノートPCは上部USB-Cへつなぐ
Anker公式は、USB-CポートでノートPCを充電するときは上部ポートを使うよう案内しています。
複数台をつなぐなら「PCは上」と決めておくと迷いません。
ケーブルは付属しない
充電器本体にUSB-Cケーブルは付属しません。
100Wまで使うなら、接続するPCの条件に合う100W以上対応のUSB-Cケーブルを別に用意します。
100W対応ケーブルも必要ならAnker 333デスクで1.8mを使うメリットと映像非対応の注意点を確認
向いている人・向いていない人
向いている人
- ノートPCとスマホを同時に充電したい
- イヤホンなどUSB-A機器も残っている
- PC用ACアダプターを別に持ちたくない
- 出張・旅行の充電器を1台へまとめたい
- デスクのコンセント占有を減らしたい
- 65W+35Wの2台同時充電で足りる
向いていない人
- スマホしか充電しない
- 軽さ・最小サイズを最優先する
- USB-Aをまったく使わない
- 3台同時でもPCへ100Wを維持したい
- 100Wを超えるPCをフル速度で充電したい
- 充電ケーブル込みの商品が欲しい
カメレオンならこう選ぶ

PC・スマホ・イヤホンを普段から持つなら、充電器を3個持つ代わりにA2688を1個入れます。PCは上のUSB-C、スマホは下のUSB-C、小物はUSB-Aと役割を固定します。スマホだけの日はもっと小さい充電器を使います。
よくある質問
Q.3台同時に充電できますか?
A.できます。ただし3ポート同時利用時は合計最大89Wです。
Q.USB-Cはどちらも単独なら100Wですか?
A.USB-C1・USB-C2とも単ポート利用時は最大100Wです。ノートPCの充電では上部USB-Cの使用が案内されています。
Q.PCとスマホを同時に充電するとどうなりますか?
A.USB-C1+USB-C2なら65W+35Wです。65Wで足りるPCとスマホの組み合わせなら使いやすい配分です。
Q.A2343から買い替えるべき?
A.A2343で困っていなければ急いで買い替える必要はありません。新規購入ならA2688の方が軽く、薄く、公式価格も低いため選びやすいです。
Q.168gは持ち歩きには重いですか?
A.小型30W充電器よりは重いです。ただしPC用ACアダプターとスマホ用充電器を1台へ置き換えるなら、持ち物全体を減らしやすくなります。
まとめ|100Wではなく「3台分の充電器を1台へまとめたいか」で選ぶ
Anker Prime Charger 100Wは、100Wという数字だけで買う製品ではありません。
- USB-C×2・USB-A×1で3台をまとめられる
- 単ポートならUSB-C最大100W
- USB-C2台なら65W+35W
- 3ポート同時は合計最大89W
- 約168g・折りたたみプラグで持ち出せる
- USB-A小物も残せる
- ケーブルは別売り
ノートPC・スマホ・小物を1つの充電器へまとめて、持ち物とコンセント占有を減らしたい。
この使い方なら、A2688の3ポート構成が活きます。
スマホだけならもっと小さい充電器、3台同時でもPCへ高出力を維持したいならさらに上のクラスを選ぶ方が分かりやすいです。
購入リンク
※価格・在庫・販売条件は各ショップで最新情報をご確認ください。
関連記事
デスクの充電環境はどう整える?PC直結と多ポート充電器を役割で分ける
Ankerの45W・65W・100Wはどれがいい?必要な台数と使い方から充電器を選ぶ
USB-A機器をデスクへまとめるならAtom III Slim持ち歩かず、USB-A小物の充電場所を作りたい人向け
100W対応ケーブルも用意するならAnker 3331.8mをデスクで使う強みと注意点
参考情報
- Anker Japan:Anker Prime Charger(100W, 3 Ports, GaN)
- Anker Support:A2688 出力仕様
- Anker Japan:旧Anker Prime Wall Charger(100W, 3 ports, GaN)
※製品仕様、価格、在庫、対応機器は変更される場合があります。購入前にAnker公式および販売店の最新情報をご確認ください。

コメント